もう2年ぐらい前になりますかね。Ubuntu17.10にSwift4.0.3をインストールしてみた件があったのですが、あれから月日がたって、いろいろとバージョンアップしているので、新しい物の入れてみようと思います。今回はUbuntu19.10にSwift5.1.3を入れてみようと思います。まあ、やることは前回と大差はないと思います・・・。ダウンロードサイトに行ってみると、またもやUbuntu18.04用しかなかったのですが、構わずUbuntu19.10に入れてみようと思います。どうなることやら。。。 今回も入れ先のUbuntuは昔作ったUSBメモリにインストールしたUbuntuを使います。
Swiftのダウンロード
まずは、ダウンロードサイトからSwiftをダウンロードします。リンクがいくつもあって迷ってしまいますが、最新の安定版の5.1.3(2020/01時点)をインストールしようと思います。その中でもUbuntu用の奴はいくつかありますが、19.10に一番近い18.04のファイルを選択。ダウンロードします。
ダウンロードサイトによると、最初は依存関係のあるライブラリをインストールする事になっています。 LinuxのInstallationのあたりですね。
ライブラリのインストール
前回ライブラリをインストールした方は、ここを飛ばしても大丈夫です。
ダウンロードサイトの説明書きに合わせて依存関係にあるライブラリをダウンロードします。
$ sudo apt-get install clang libicu-dev
aptitudeをインストールしている方は、以下でも行けると思います。
$ sudo aptitdue install clang libicu-dev
ダウンロードファイルの解凍
ダウンロードサイトでは色々とダウンロードしたファイルの正しさの検証等をしていますが、今回も面倒くさい事は無視して、必要最低限でやっていこうと思います。
ダウンロードしたSwiftを解凍します。以下のコマンドを使いますが・・・
$ tar xzf swift-5.1.3-RELEASE-ubuntu18.04.tar.gz
解凍自体はダブルクリックでアーカイブマネージャを開いてそこから解凍でも問題ないと思います。”usr/”というディレクトリの配下似Swiftのファイルが出来上がります。
パスを通す
普通にLinuxで何処かにパスを通すように、解凍したSwiftのbinにパスを通します。”usr/bin”の部分は今回解凍したSwiftのパスを指定します。フルパスですかね。
以下を.bashrcとか.profileに追記をしておきましょう。.bash_localかもしれません。
export PATH=usr/bin:"${PATH}"
保存したら、以下を実行し、定義を読み込み直します。
$ source .bashrc
REPLで実行
ひとまず、インタプリタでSwiftを実行してみます。
パスが通ってると思いますので、”swift”とターミナルのコマンドを打ってみます。するとプロンプトが出てきて入力を促されます。”print(“Hello World!”)”等打ってみましょう。
どうでしょう、「Hello World!」が表示されましたでしょうか。
後はいろいろと遊んでみましょう。Ubuntuのバージョンが指定外なので、何か問題が起きるかもですが、お試し程度であれば良いんじゃないかと思います。ちなみにインタプリタから抜けるには「:q」と打ってエンターです。何処かで見たことがあるコマンドですね。